課題名 | 水田害虫の行動に関与する生理活性物質に関する研究 |
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課題番号 | 1996002396 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・水田虫害研 |
研究期間 | 新H08~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 殺虫剤に強く依存した従来の防除体系は、人畜に対する毒性問題をはじめ、自然生態系の破壊、環境汚染、さらには薬剤耐性虫の発現等、諸々の弊害を惹起する危険性を有する。特定の害虫に作用し、その行動を制御できる生理活性物質を防除体系に組み込むことができれば、殺虫剤多用による弊害は回避できる。本研究ではイネやだいず等の水田作物に発生する主要な害虫を対象とし、その行動に関与する生理活性物質の単離同定を試み、新しい防除法の開発に取り組む。8~9年は生理活性物質が関与する害虫の行動を確認し物質同定のためのバイオアッセイ法を確立する。10~11年には生理活性物質の単離・同定を目指す。さらに最終12年は同定された物質の応用へ向けた基礎試験を実施する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 大豆 防除 薬剤耐性 |