課題名 |
寒冷地水田輪作営農指標の策定(196) |
課題番号 |
1996002432 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
農村計画・経営管理研
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研究期間 |
完H06~H07 |
年度 |
1996 |
摘要 |
近年の東北寒冷地の大規模水田作経営の輪作営農の成立には経営的契機、市場的契機、技術的契機、地域的契機が必要であるが、花巻市K地区T経営において、決定権を完全に委譲した形で立毛間播種「麦ー大豆」のOn-Farm-Trialを実施した。■かつて小麦は単作かつ連作のため雑草害で収量が激減したが、7年産の小麦は300kgを越す収量を得た。また7年産大豆は立毛間播種様式で146kg/10aと満足な結果を得た。■だが供試圃場は未整備の上、後作に無農薬小麦を作付けるため除草剤の使用が制限され予想外の労働投下を要した。このことから、前提として周密な労働投下が不要な体系の確立の上に、営農指標の現実的な検討が可能となる。成果は技術研究分野ならびに対象農家等に受け渡した。今後、Trialを重ね、キー現場の水田利用方式のテクノロジーとして確立していく必要がある。
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カテゴリ |
病害虫
機械化
経営管理
雑草
除草剤
水田
大豆
農薬
播種
輪作
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