課題名 | 熱帯林の植生の変動機構(26) |
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課題番号 | 1997004441 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境北海道・群落研土壌研立地研 |
研究期間 | 継H02~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | タイ王室林野局メクロン流域試験地内に設定された二次林の固定試験地において、毎木調査と植生タイプの調査を行った。毎木調査の結果では、新たな木は一部の区画で多数確認されたが、全体としてはあまり多くなかった。むしろ前回多数確認されたもののうち既に枯死したものが多くの区画で存在した。亜高木及び下層の植生パターンについては、1992年、1994年の時よりもバナナと先駆樹種が優先する区画が減り、タケが優先する区画が多くなっていた。この傾向は植生パターンが徐々に天然林のパターンに近づいていることを示すものであり、このままの状況で推移すれば、亜高木・下層植生の状態は、いずれ天然林と同じ構造になっていくものと予想された。(15-1-1) |
カテゴリ | 植物相 バナナ 評価法 |