課題名 |
スギ・シイ・イチョウ巨樹の幹型・樹冠型と調査方法 |
課題番号 |
1997004613 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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研究分担 |
生産技術(主研)
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研究期間 |
新H09~H11 |
年度 |
1997 |
摘要 |
巨樹は、我が国の森林・樹木の象徴的存在であり、良好な景観の形成や野生鳥獣の生育環境、歴史的資産、地域のシンボルとして我々の生活と自然を豊かするうえでかけがえのない価値を有するとともに、年輪等に過去の気象や環境の状況を記録していることから古気象等の研究素材として学術的価値にも大きなものがある。また林業上ではスギ・ケヤキ・ヒノキ等の巨樹は銘木として生産されてきた。更に古くから信仰の対象となり、あるいは地域のシンボルとして人々に安らぎと潤いを与え、社会・自然環境保全面からも重要な資源である。日本の巨樹の本数は12.4万本と推定され、スギ・シイ・イチョウは本数において上位に位置付けられている。これらの分布等は環境庁の実態調査等である程度明らかになっているが、これら3種の巨樹の生育状態は十分に知られていない。そこで、これら3種の巨樹の幹型・樹冠型の変化・直径・樹高・その他の因子を9年度はスギ、10年度はシイ、11年度はイチョウを調査し、これらの巨樹の保護・育成方法に資する。また巨樹の調査方法は確立されていないので検討する。
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カテゴリ |
いちょう
機械化
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