課題名 | 亜高山帯性樹種の生育立地および立地要求性(223) |
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課題番号 | 1997004631 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生産技術木曽・更新研 |
研究期間 | 継H08~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 林床にササ類の発達する御岳山亜高山域に成立するコメツガ・トウヒ優占林分の構造を把握し各樹種の生育立地を明らかにすることを目的として調査を行った。構成樹種は主にコメツガ、トウヒ、シラベ、アオモリトドマツであった。シラベとアオモリトドマツは直径が大きくなるほど本数が減少するL型分布となっていたのに対し、コメツガとトウヒではそれぞれ直径30~40cm、60~70cmにモードを持つ分布をしていた。生育基質をみると、多くが分解の進んでいない倒木、根株などのマウンド上に生育していた。コメツガおよびトウヒの主に林冠木について「根上がり」が多くみられた。これらの樹木は、過去に根株などの上に生育していたものと推察された。(11-2-1) |
カテゴリ | 機械化 ひし |