課題名 | きのこ栽培における生物被害の動向(501) |
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課題番号 | 1997004912 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・きのこ育研きのこ生研(科長) |
研究期間 | 継H07~H16 |
年度 | 1997 |
摘要 | きのこ産業の発展にともない、各地のきのこ栽培現場では病害などが多く発生しており、被害額が増大している。これに対処する基礎資料を得るため、必要に応じて研究課題を発掘するため、きのこ病虫害の被害状況を把握する必要がある。当年度は「きのこの病虫獣害発生調査票」により3件(いずれも山口県内の菌床栽培)、その他の文献より16件の事例を収集した。前年の報告例(95.9.18 山口県)で不明だった害虫は、タマバエ類の幼虫であった。タマバエ類は環境条件により成虫にならず、幼生生殖を繰り返して繁殖するので同定が困難である。また「きのこ不発生事例写真集」(関西林試協特産部会1995.4)より、該当事例を抜き出してデータに加えた。シイタケ菌床栽培の病害6件、虫害4件、獣害1件。 |
カテゴリ | 病害虫 遺伝資源 害虫 しいたけ 繁殖性改善 |