課題名 | きのこ類の系統識別に関する遺伝的性質の解明(813) |
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課題番号 | 1997005222 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・特産研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | ベンジルクロライドを用いることによって、容易にしかも短時間(3、4時間)で100系統のシイタケDNAを抽出することが出来た。きのこの系統識別に可能なPCRの最適条件とプライマーの検索を行った結果、前者については熱変性95℃・30秒、アニーリング50℃・1分、伸長反応72℃・2分が良く、後者については3種のプライマーを用いてRAPD分析することによって、30系統のシイタケを系統識別することができた。プライマーA11を用いて、シイタケ、ヒラタケ、タモギタケ、キクラゲ、アラゲキクラゲのRAPD分析を行った結果、シイタケのみに特有なバンドパターンが認められ、A11がシイタケ菌を判別するのに有効なプライマーである可能性が見いだされた。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 きく しいたけ |