課題名 | ファーミングシステムにおける家畜栄養の改善 |
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課題番号 | 1997004173 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
畜産草地(主研畜試) |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | ベトナム養豚の中心であるメコンデルタにおいて、主として自給飼料基盤に着目して飼養管理の実態調査と試料採取・分析を行い、問題点の要因摘出と改善方法を考察した。養豚用飼料は、屑米と米糠が中心で、小規模農家ほど使用割合が増加した。大規模農家でも両原料を使用するが、使用割合は減少し、代わってトウモロコシ、脱脂大豆、魚粉などを使用していた。屑米と米糠が中心の飼料ではタンパク質の量だけでなく質、すなわち必須アミノ酸特にリジンの不足が明らかである。小規模農家ではタンパク質供給のため、代表的な水草であるウォータースピナッチを給与しているが、質量ともに充分でないと思われた。ベトナム養豚の生産性改善には給与飼料タンパク質の質、量の改善をはかることが必要と考えられた。 |
カテゴリ | 飼育技術 大豆 とうもろこし 豚 |