課題名 | インドネシアにおける経済発展に伴う農村社会経済構造変化の解明 |
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課題番号 | 1997004324 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
海外情報・国際情報官(農研セ) |
研究期間 | 単H08~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | インドネシアにおいて高度経済成長が農村社会経済にもたらす影響を明らかにし望ましい農業経営の発展方向を提示することを目的に、西ジャワ灌漑水田村において無作為に抽出された116戸を対象に聞き取り調査を実施した。村の土地利用は灌漑水田220ha宅地その他29haで、畑や樹園地はほとんどない。米の2期作が行われ単収は乾燥籾で5~6t/ha。経営面積は平均0.6ha、農家の7割は0.2~1ha層にある。米生産費は面積当たり、トン当たりとも規模間で統計的有意さはない。機械化が耕耘機のみでありそれも面積決めの賃耕によるため規模の経済が生じず、規模間の生産力格差はなく階層分化は進展しないと考えられる。 |
カテゴリ | 乾燥 機械化 経営管理 水田 |