有機物連用条件における水稲・小麦の栄養診断と施肥技術の確立(174)

課題名 有機物連用条件における水稲・小麦の栄養診断と施肥技術の確立(174)
課題番号 1997003138
研究機関名 九州農業試験場(九州農試)
研究分担 水田利用・水田土壌研
研究期間 継H07~H09
年度 1997
摘要 有機物として稲わら1t/10a、堆肥2t/10a及び麦わら600kg/10aの連用水田に、硫安分施区及び被覆尿素の全量基肥施用区を設定し、水稲移植栽培を行った。その結果、有機物無施用の被覆尿素区では硫安分施区より7%の増収となり、標準施肥量の20%減肥でも硫安分施区とほぼ同等の収量水準となった。しかし、地力の高い有機物連用区では増収効果がみられなかった。これに対し、小麦の収量は被覆尿素の全量基肥施用により硫安分施とほぼ同等となり、子実たん白質含有率、製粉歩留とも向上した。しかし、有機物施用により製粉歩留は低下したため、この原因を解析し、施肥及び栽培条件の改善により製粉歩留を向上させることが今後の課題である。
カテゴリ 栄養診断 小麦 栽培条件 水田 水稲 施肥 低コスト 土壌管理技術

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