課題名 | 高機能性肥料の肥効特性解明と利用技術の開発(175) |
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課題番号 | 1997003139 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 継H08~H11 |
年度 | 1997 |
摘要 | 水稲直播では慣行の移植栽培より収量が高かった。打ち込み式機械直播において肥効調節型肥料を全量基肥施肥した場合、化成肥料の分施と同等以上の収量となったが、溶出タイプの違いによる影響は小さかった。また、手播き直播では全面全層に比べすじ状または点播状の施肥位置における水稲収量がやや高かった。点播直播栽培は移植とほぼ同等の収量となり、肥効調節型肥料を施用すれば、減肥と省力が可能と考えられた。現時点では直播水稲の生育と施肥との関係はまだ不明な点が多く、当面、速効性窒素肥料による分施法で適切な施肥時期、施肥量等を把握する必要がある。また、それと対比しながら肥効調節型肥料の窒素供給型を決定する必要がある。施肥位置については当面、機械施肥と手播きを並行して検討を行い、最終的には機械施肥のできる合理的施肥法を開発する。 |
カテゴリ | 肥料 機能性 直播栽培 水田 水稲 施肥 低コスト 土壌管理技術 |