課題名 | 乳タンパク率向上のための環境制御技術の開発及び栄養管理技術の開発(191) |
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課題番号 | 1997003218 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
畜産・環境生理研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 高エネルギー飼料は、従来の飼料に比べ乾物摂取量が少ないものの、乳量、乳脂率、乳蛋白率、が高く、体温、呼吸数が低い傾向にあり、夏季の給与飼料として、有効性であると考えられた。さらに、夏季の飼養試験成績から乾物摂取量の推定式を作成した。定温環境下に比べて変温環境下では、摂取量が若干増加し乳成分が改善される傾向があるが、乳量、体温、呼吸数については差は見られなかった。また、全熱発生量に占める潜熱放散量の割合は、20℃で26%があったものが28℃で61%に増加し、全水分蒸散量に占める呼気による水分蒸散の割合は、20℃で56%に対し28℃で42%であった。暑熱時における輻射熱の負荷は、暑熱のストレスを増強し、体温、呼吸数、体表面温度が上昇し、乾物摂取量の低下により乳量が低下した。 |
カテゴリ | 環境制御 管理技術 飼育技術 |