課題名 | 種属間交雑による不良環境適応・極早熟性さとうきび品種育成技術の開発(84) |
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課題番号 | 1997003286 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
(国研センター作物開発・きび育種研沖縄支所) |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | さとうきび野生種の耐干・耐風性やこれらの気象を回避しうる作型の確立に必要な極早熟性等を交雑によってさとうきびに導入し、不良気象地域に適応性の高い品種を効率的に育成するための育種技術を確立する。7年度は極早期出穂性の西表島収集野生種系統の交配利用のために、花粉貯蔵法の確立を試みた。寒天培地上で花粉間の伸長を評価したところ、採集後、乾燥によって急速に花粉管伸長能力を失ったが、評価法の影響も大きいと思われるため、評価法の検討と併せて次年度に試験を継続する。KRSp93年系統の多くは低ブリックスであったが、11月中旬には穂孕をする早熟性系統が見られたため、交配親として利用が可能である。 |
カテゴリ | 育種 加工 乾燥 さとうきび 需要拡大 評価法 品種 |