課題名 | DNAウイルスであるジェミニウイルスのPCRによる高感度検出法の開発(232) |
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課題番号 | 1997003313 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
地域基盤・病害遺伝研 |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 熊本県で採取された黄化症状を呈していたヒヨドリバナから、PCRによってジェミニウイルスDNAを増幅し、その2、776塩基からなる全塩基配列を決定した。コードされているウイルスタンパク質のアミノ酸レベルでの相同性を、塩基配列がすでに報告されているジェミニウイルスと比較した結果、本ウイルスは新規のジェミニウイルスであると考えられた。また、静岡県と長崎県のトマトに突然発生した黄化萎縮症状株から、ジェミニウイルスの共通プライマーを用いたPCRによって、ジェミニウイルス特異的なDNA断片が増幅された。また、その他の本ウイルスの特性から、これらのトマトの病原ウイルスはジェミニウイルスであることが判明した。 |
カテゴリ | 病害虫 黄化症状 害虫 診断技術 トマト 防除 |