課題名 | 暖地主要作物に発生するウイルスの諸性質の解明及び診断法の確立(260) |
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課題番号 | 1997003318 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
地域基盤・病害遺伝研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1997 |
摘要 | 九州農試西合志地区の水田に縞葉枯病類似の症状を呈しているイネが散見された。これらの異常を示していたイネ葉を採取し、その磨砕液をイネ縞葉枯ウイルス(RSV)抗血清を用いたDIBA法により検討した結果、RSVの感染が確認された。また、タンパク質の電気泳動によってもRSV感染特異的な2種のタンパク質が検出され、その一方のバンドはRSV抗血清とウエスタンブロットにより明瞭に反応したことからRSV外被タンパク質であることが判明した。さらに、RSVのRNA3及びRNA4の既報の塩基配列から作成した合成プライマーを用いたRTーPCRによっても、これらのイネからRSV感染特異的なDNA断片が増幅された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 縞葉枯病 診断技術 水田 防除 |