課題名 | 水稲種子の無病化技術の開発(175) |
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課題番号 | 1997000072 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・水田病害研 |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | イネの種子伝染性病害を効果的に防除するためには種子の無病化が重要で、この目的のために玄米を人工資材で被覆した玄米人工被膜種子を開発した。この玄米人工被膜種子の利用により、ばか苗病、いもち病、苗立枯細菌病、もみ枯細菌病等の主要種子伝染性病害の発病は無~激減した。この玄米種子は移植栽培と共に直播栽培の潤土表面散播にも適応可能で、直播での初期生育はもみ播種に優るが、苗立率は劣り、平均してもみ播種の約80%であった。移植栽培、直播栽培における収量は両栽培法とももみ播種区とほぼ同等であった。今後、被覆資材の改良による苗立率の向上、被膜材の多機能化を進める。 |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 害虫 管理技術 直播栽培 水田 水稲 低コスト 播種 防除 もみ枯細菌病 もも |