課題名 | 大豆の生理機能に及ぼす影響の解明(91) |
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課題番号 | 1997000136 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・豆栽生理研 |
研究期間 | 完H02~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | 地球温暖化が、大豆の生育、収量、各種の生理機能に及ぼす影響を調べ、以下のことを明らかにした。1)多くの品種では、開花始めから子実肥大始めの期間より、子実肥大始めから成熟初期の期間を高温にした方が、収量が減少する。2)相対湿度が低い場合には、乾燥に適した形態に葉が変化し、葉の面積重、単位葉面積当たりの光合成速度と葉緑素含量などが増大するが、葉面の生長速度、個体の乾物生産は抑制される。3)気温と地温が共に高温であると、根粒着生と窒素固定は著しく阻害され、固定窒素への依存が大きい場合には個体の生長が抑制される。しかし、気温が高くても地温が適度に低ければ、根粒着生、窒素固定、個体の生長は抑制されない。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 乾燥 栽培技術 大豆 品種 |