課題名 | サイレージ微生物による材料中の有機酸の変換と発酵品質に関する研究(144) |
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課題番号 | 1997001145 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生産利用・調製評価研 |
研究期間 | 完H06~H08 |
年度 | 1997 |
摘要 | サイレージ材料草に含まれているTCAサイクル関連の有機酸(TOA)が発酵品質に及ぼす影響を調べた。試料に用いたアルファルファはマロン酸やリンゴ酸等のTOAを含み、それらの総量は0.3~0.5mM/gDMで糖類の含量と同水準であった。乳酸菌はこれらのTOAを利用したが、酪酸菌は全く利用しなかった。乳酸菌による利用の結果、リンゴ酸からはほぼ等量の乳酸が生じるが、マロン酸からは乳酸が生じることはなく、したがってサイレージのpH低下には寄与しないことが判明した。調製時に乳酸菌を添加したサイレージでは、貯蔵後リンゴ酸及びフマール酸が完全に消失し、クエン酸も約半量に低下し、コハク酸及び乳酸が著しく増加した。 |
カテゴリ | アルファルファ 管理技術 飼料作物 評価法 保存・貯蔵 りんご |