課題名 | 捕食性カメムシの増殖のための乾燥飼料の開発(77) |
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課題番号 | 1997003016 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・病虫害研(上席2) |
研究期間 | 継H07~H09 |
年度 | 1997 |
摘要 | 7年にハリクチブトカメムシの乾燥粉末飼料として良好であった雄蜂児粉末について、飼育容器内での保存性を検討した。餌交換の間隔を1日、5日、10日、無交換として2齢幼虫を成虫まで飼育したところ、5日に1度の餌交換でも毎日交換した場合と同等の発育結果が得られた。また、雄蜂児粉末に防腐剤P-ヒドロキシ安息香酸メチルを重量比で1%または5%添加し2齢幼虫に与え成虫まで餌交換なしで飼育すると、1%、5%ともに幼虫期間及び成虫体重には影響がなくカビの発生もみられなかったが、5齢期の死亡率が高かった。以上により、乾燥粉末飼料への防腐剤添加により羽化まで餌交換なしで飼育できることが示唆されたが、羽化率の向上が今後の課題である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 乾燥 機能性 生物的防除 防除 |