課題名 |
急傾斜草地における環境保全型肥料開発のための基礎的研究-成形複合肥料の飛散ならびに肥効特性の解明-(273) |
課題番号 |
1997002372 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
水田利用総合研究草地・作業技術研飼料作物研総研2(上席1)
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研究期間 |
単H08~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
プランジャ式の小型成形機を用いて堆肥に化学肥料、土壌改良資材および牧草種子を混合して大形に成形したシードキューブを急傾斜地において成形しながら散布するシステムを開発し、環境保全機能の高い草地改良技術を確立することを目的とした。牛糞堆肥を使用したシードキューブは25%の化学肥料混合によって、堆肥のみよりは成形能率が高まり、成形性も向上した。またこの混合割合で成形したシードキューブをこの成形散布機で散布すると、落下時に容易に砕け、シードキューブの発芽定着を向上させた。鶏糞堆肥や豚糞堆肥は含水率が低く、粘性が高いため、含水率の高い牛糞堆肥や土壌改良資材を混合しても成形が可能であり、草地の造成ならびに更新時に必要な土壌改良資材ならびに3要素の成分割合で混合することを可能にした。この成形散布機はシードキューブを360kg/hrの能率で製作しながら傾斜地で広域散布が可能であった。
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カテゴリ |
肥料
傾斜地
水田
低コスト
土壌改良
鶏
肉牛
繁殖性改善
豚
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