課題名 | イネ稲こうじ病の発生生態及び抵抗性機作の解明(158) |
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課題番号 | 1997002434 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・水田病虫研 |
研究期間 | 止H06~H10 |
年度 | 1997 |
摘要 | 冷害年に特異的に発生するイネの稲こうじ病の効率的な防除に資するため、本病の発生生態と本病に対するイネ品種の抵抗性を調べた。接種及び自然感染圃場のイネを時期別に株上げすることにより本病病原菌のイネ体への感染が出穂前に起こることを明らかにした。また、本病の接種法を改良し、圃場抵抗性程度の異なる品種・系統の交配により得られたF2世代の発病程度から本病に対する圃場抵抗性は遺伝率が低いが、相加効果があることを示した。この結果は本病に対する抵抗性品種の育成が可能であることを示唆している。稲こうじ病菌のイネ体への感染過程とその品種間差についてはまだ不明であるが、本課題は研究基本計画の改訂に伴う研究課題見直しのため中止する。なお、本研究の成果は、学会、成果情報等で公表した。 |
カテゴリ | 病害虫 稲こうじ病 害虫 管理技術 機械化 雑草 水田 抵抗性 抵抗性品種 凍害 品種 防除 |