課題名 |
ハンドリング機構・制御システムの開発(227) |
課題番号 |
1997002458 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
水田利用・作業技術研(上席1北農試)
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研究期間 |
完H06~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
野菜生産では、農業の担い手不足・就農者の高齢化・女性労働者への依存等の問題から、重量野菜や各種の農業資材のハンドリング作業の機械化・省力化が急務の課題となっている。そこで、ダイコン等の重量野菜を対象に、収穫物を収集し運搬するハンドリング作業車のプロトタイプを開発した。上下動・水平動・旋回駆動を電動式から、無線による遠隔操作方式へ、さらに、一連の自動制御技術を開発した。2台のカメラの視差による高速、高精度3次元位置検出技術により、迅速にコンテナの位置を検出し、電動アームによる位置決め制御技術を確立した。オペレータが走行操作をしながら拾い上げ動作を画像処理により自動的に行うことで作業が高速化された。プロトタイプは完成したが、今後は実用化するための部分改良等が必要である。本研究の成果は、工業所有権への申請を行い、また学会誌にも投稿した。
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カテゴリ |
遠隔操作
画像処理
機械化
自動制御
重量野菜
省力化
水田
だいこん
低コスト
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