課題名 |
急傾斜地における環境保全型肥料開発のための基礎的研究 -大型成形複合肥料の牧草生長様式と種間競争への影響解明- |
課題番号 |
1997002555 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
総合研究草地・飼料作物研総研2
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研究期間 |
単H08~H08 |
年度 |
1997 |
摘要 |
リードカナリーグラスに対して適正な大型成形複合肥料(マクロシードシードペレット)を明らかにするために肥料の溶出速度の速い牧草用固形3号ペレットと遅い同B号ペレットを用いて栽培試験を行った。3号ペレットでは出芽の初期に溶出肥料成分の濃度障害を受けて生育の停滞や枯死個体が見られた。その後の生育も遅延し、利用1年目の乾物収量も低下した。B号ペレッットでは生育が順調で、乾物生産も高く、リードカナリグラスに対して適正であることが分かった。堆肥成形シードキューブを用いたリードカナリーグラスとアルファルファおよびバーズフットトレフォイルの混播試験では、リードカナリーグラスとアルファルファでは適正な混生状態が保たれたが、バーズフットトレフォイルは消失した。本成果は学会等に発表予定である。
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カテゴリ |
肥料
アルファルファ
傾斜地
飼料作物
中山間地域
肉牛
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