ばれいしょ圃場におけるアブラムシ類の発生変動要因の解明および発生予測モデルの開発(277)

課題名 ばれいしょ圃場におけるアブラムシ類の発生変動要因の解明および発生予測モデルの開発(277)
課題番号 1998002340
研究機関名 北海道農業試験場(北海道農試)
研究分担 生産環境・虫害研
研究期間 継H09~H13
年度 1998
摘要 4~9年までの圃場への有翅虫飛来データおよび羊ヶ丘気象データを検討して、積算温度による飛来時期予測を試みた。その結果、実際の飛来日に対しモモアカアブラムシおよびジャガイモヒゲナガアブラムシで2日遅く、ワタアブラムシで1日早く、またチューリップヒゲナガアブラムシでは8日遅く予測された。また、ジャガイモヒゲナガアブラムシについては、9年に越冬寄主植物上での有翅虫の発生調査を行った。その結果、飛来予測日での0℃以上の日平均積算温度562.6日度よりも少ない積算温度443.8日度で有翅虫に達していた。また、アブラムシ類の天敵であるテントウムシ2種について捕食能力を検討するため幼虫期間のアブラムシ捕食数を調査した。その結果、ナミテントウでモモアカ、ジャガヒゲ、チューリップヒゲの1令若虫およびワタアブラムシ成虫をそれぞれ、927.8、699.8、1075.4および586.3頭を捕食し、ナナホシテントウでモモアカおよびジャガヒゲの1令若虫およびワタアブラムシ成虫をそれぞれ358.7、410.1および543.6頭捕食した。
カテゴリ 害虫 寒地 チューリップ ばれいしょ もも わた

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