環境要因がブナ天然林の多様性に及ぼす影響(211)

課題名 環境要因がブナ天然林の多様性に及ぼす影響(211)
課題番号 1998004656
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 生産技術・更新研
研究期間 継H08~H10
年度 1998
摘要 低標高のブナ林の植生調査データから、両地域から分散して各10林分を抽出し、階層毎に種数・種組成等を解析した。高木・亜高木層構成種数は太平洋側が多かったが、下層構成種数は日本海側も太平洋側と同程度にあり多様性が低いとはいえない。太平洋側だけに出現する種は、高木・亜高木層が48種でイヌブナ・オオモミジ等に加え常緑性カシ類が混生する。低木層は72種で優占種にアオキが含まれる。草本層はスズタケ等138種あった。日本海側だけに出現する種は、高木・亜高木層はブナが優占するため11種と少なくその被度も小さい。低木層は49種で、多雪に適応しているエゾユズリハ等やカエデ類が優占する。草本層はチシマザサ等77種あった。
カテゴリ かえで 機械化

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