課題名 | きのこ栽培における生物被害の動向(489) |
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課題番号 | 1998004942 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・きのこ育研きのこ生研(科長) |
研究期間 | 継H07~H16 |
年度 | 1998 |
摘要 | きのこ栽培における生物被害の情報を収集するため、病原菌の分離、同定を行った結果、ダニによるシイタケの茎の食害、Trichoderma harzianumによるエリンギィおよびナメコ菌床への蔓延が認められた。公立の研究機関の収集した情報を整理した結果、シイタケにおいては低温等による生理的障害、Pseudomonas tolaasii、ナメクジ、ハラアカコブカミキリムシによる被害、マンネンタケにおいてはダニ、青かび、カタボシエブリオオキノムシによる被害、ハタケシメジにおいては培地の熟成しすぎ等によるきのこの奇形等が認められた。エリンギィにおいてはPseudomonas属菌等とCladobotryum variumによる被害、マイタケにおいてはTrichoderma属菌による被害が認められた。 |
カテゴリ | 遺伝資源 エリンギ しいたけ なめこ |