課題名 |
持続可能な森林経営の指標及び評価 |
課題番号 |
1998005115 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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研究分担 |
大河内勇;井上大成森林環境森林生物・昆虫管理研種生態研水流出研鳥獣生態研土物研腐朽研立地研林災研(科長) 大河内勇;阿部哲人;伊藤優子;井上大成;稲垣善之;加藤正樹;加茂皓一;久保田多余子;今矢明宏;小林政広;釣田竜也;田中永晴;島田和則;東條一史;藤枝基久;服部力;垰田宏
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研究期間 |
新H09~H12 |
年度 |
1998 |
摘要 |
笠間森林技術センター管内をモデル地区とし、6つの基準の指標を当てはめて具体的な数値の算出を試みると共に、数値を得る上での問題点の解決をはかる。また、条件の異なる他地域における適用可能性についても検討し、普遍的な指標数値の算出法を開発する。1.林生物多様性を示す指標;2.森林の生産力を示す指標;3.森林の健全性を示す指標;4.森林の水土保全機能を示す指標;5.地球規模の炭素循環への森林の寄与を示す指標;6.社会経済的な寄与を示す指標。生物多様性については,この地域に生育する動植物の森林依存性を評価する。また、筑波山の広葉樹林と周辺の針葉樹人工林の動物相の比較と、ブナ林、コナラ・アカマツ二次林、ヒノキ人工林等で植物の種類、施業との関連を調査する。水土保全機能については、地域内数ヶ所で流水量と水質を測定し流域の森林との関係を見る。土壌中の炭素含有量について、既存データの収集を行い、不足分の調査を行う。社会経済的な寄与については、森林レクレーション施設、入り込み者数などについて、統計値の妥当性を検討する。全国レベルの統計資料による指標から、笠間地域の森林の持続可能性を検討し、データの取り方、集計上の問題点を摘出し、改善方法を探る。
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カテゴリ |
管理技術
管理システム
経営管理
炭素循環
中山間地域
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