課題名 | 暗きょシステムの改善による排水技術の確立(24) |
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課題番号 | 1998002672 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用総合研究・水田整備研総研2 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1998 |
摘要 | 長辺100m×短辺60mの圃場を短辺20m3筆の圃場に区画し、深さ80~60mの位置に敷設された通常暗きょの中間地点に深さ40■の2種類の浅層暗きょを施工した。降雨時の全暗きょ排水量は、トレンチ式浅層暗きょ区が最も多く、次いで引き込み式暗きょ区、浅層暗きょ無施工区であった。降雨後の地下水位の低下は、浅層暗きょ施工区では比較的早いものの、浅層暗きょ無施工区では極めて遅かった。また、作業時期別の砕土率は、梅雨明け後の乾燥した時期には浅層暗きょ施工間の差が小さく、大豆作後の麦作付け時の降水量の多い時期には浅層暗きょ施工区の砕土率が明らかに高かった。大豆作の生育・収量は、全暗きょ排水量が多い区ほど優れ、浅層暗きょの効果が明らかであった。 |
カテゴリ | 乾燥 水田 大豆 輪作 |