課題名 | 栄養繁殖性熱帯作物遺伝資源の特性評価と長期保存法の確立(143) |
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課題番号 | 1998004263 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
沖縄・国際共同 |
研究期間 | 継H04~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 9年度は、超低温ガラス化保存法を使用している場合に、タロに効果のあった高濃度ショ糖によるコンディショニング・カルチャー条件が他の熱帯作物(バナナ、カンショ)にも有効であるか比較検討した。作物により最適条件が異なり、タロ茎頂で有効であった高濃度ショ糖培地(120g/l)はバナナとカンショには濃度が高すぎ、バナナとカンショでは60g/lの高濃度ショ糖培地が最適条件であった。また、タロを用いてビーズ乾燥法による茎頂の超低温保存を試みると、ビーズ包埋時に脱水時間がかかることと再生した茎頂がカルスを形成しやすいことから、タロについてはガラス化法の方が適していた。 |
カテゴリ | 遺伝資源 かんしょ 乾燥 管理技術 バナナ 繁殖性改善 |