課題名 | 南九州畑作地帯における陰イオン保持能力による土壌分級図の作成(33) |
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課題番号 | 1998003122 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
畑地利用(上席1) |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 平成9年度は、都城盆地・中北西部を中心とした地域について、代表5断面を選んで、調査、断面を構成する各層テフラの陰イオン交換容量(AEC)の定量、考察に必要な物理性の測定を行った。これらの結果から保持可能硝酸態窒素量kgN/10aを算出して、<75, 100±25, 150±25, 200±25, 225<kgN/10aの5段階に区分・図示した。一方、本地域に見られる2、3の作付けについて、投入-作物により残存(不明量を含む)窒素量を試算したところ、野菜類輪作で45~80、飼料作物輪作では15~40kgN/10a・yとなった。試算には基準施肥量、堆肥成分は牛~豚ふん堆肥の成分含量と利用率によった。本地域の火山灰土層が基準を超える連年多肥、畜産排泄物の多量連用に耐えうるものでないことは明らかである。 |
カテゴリ | 飼料作物 水田 施肥 豚 輪作 |