課題名 | 現地導入ふん尿処理システムの機能評価と改善方策の検討(36) |
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課題番号 | 1998003126 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
総合研究・総研3 |
研究期間 | 完H06~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 泗水町の酪農家の実態調査から、乾燥ハウスの乾燥能力不足と、通気不足による堆肥の発酵不良、堆肥中の塩類含量が高いという問題点が明らかとなった。そこで、今後堆肥化の主流になると考えられるハウス予乾方式の堆肥舎について、通気装置の改良を行った。1槽当たりの発酵容積が40m3であったので、通気量を1槽目4m3/min、2, 3槽目2m3/min, 4槽目1m3/minとした。また、寒冷期の温度低下による発酵不良と過乾燥を防止するため、各通気装置に間欠送風するためのタイマを設置した。改造の結果、1次発酵期間は8週間から4週間と短縮され堆肥の品質も向上した。また、通気管を暗渠パイプに交換した結果、塩ビ管に比べ消費電力が5%節減できた。 |
カテゴリ | 乾燥 水田 乳牛 |