肥育素牛の安定的双子生産技術の開発(172)

課題名 肥育素牛の安定的双子生産技術の開発(172)
課題番号 1998003264
研究機関名 九州農業試験場(九州農試)
研究分担 畜産・育種繁殖研
研究期間 継H06~H11
年度 1998
摘要 双胎牛の血中3ーヒドロキシ酪酸(3ーOHBA)濃度は分娩前90日において単胎牛より有意に高く(P<0.01)、特に、分娩前60日以降、急激に増加し、分娩前60日および30日における双胎牛の血中3ーOHBA濃度はそれぞれ、平均895.0,1663.3μmol/l、単胎牛は平均453.8、495.4μmol/lと双胎牛と単胎牛の間に大きな差異が認められた。ケトメーターによって測定された血中3ーOHBA濃度とオートアナライザーによって測定された血漿中3ーOHBA濃度の間には高い相関が認めれた(R=0.99)。ケトメーターは携帯用(重量310g)で操作も簡便で1サンプルは約2分で測定できる。以上のことより、ケトメーターを用いて血中の3ーOHBAを測定することにより、妊娠後期における双胎妊娠の簡易診断は可能であると考えられる。
カテゴリ 簡易診断 飼育技術 肉牛 繁殖性改善

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