課題名 | 乳牛の高温環境に対する熱ショックタンパク質誘導能と高温適応機能 |
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課題番号 | 1998003273 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
畜産・環境生理研 |
研究期間 | 新H10~H14 |
年度 | 1998 |
摘要 | 西南暖地の夏季高温環境下において乳牛は環境温度の上昇に伴い顕著な生産性の低下を示すが、その詳細な物質代謝の変動機構については不明な点が多い。しかし、近年、タンパク質の高次構造を形成、維持するシャペロニン活性を有する特定のタンパク質(HSP)の解析が進み、その発現量と高温耐性機能との間には正の相関関係があることが知られている。そこで、本研究ではHSPの発現量を制御する技術を開発することによって西南暖地の夏季高温時の生産低下防止に対する有効な対処技術の確立を念頭に乳牛の高温耐性機能と乳牛個体の細胞おけるHSP発現量および潜在的発現能力である誘導能力との関係を明確にする。 |
カテゴリ | 高温耐性 飼育技術 乳牛 |