課題名 | 小麦の早期開花性機構の解明とその導入による早熟化 |
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課題番号 | 1998003289 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
水田利用・麦育種研 |
研究期間 | 新H09~H13 |
年度 | 1998 |
摘要 | 暖地における小麦の早生化は、最も重要な育種目標のひとつである。近年育成されたチクゴイズミは、農林61号より4~5日早熟であるが、稲麦二毛作における作業競合の緩和および収穫期の雨害回避の観点から、さらに早熟な多収品種の育成が強く要望されている。小麦の熟期が大麦より晩い要因のひとつとして、出穂から開花に至る期間が長いという点があげられ、この傾向は出穂が早い品種で顕著に認められている。小麦の一層の早熟化のためには、出穂~開花期の短縮が必要と考えられるため、早期開花性(低温開花性)機構を解明し、その導入による早熟品種の育成を図る。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 大麦 加工 小麦 二毛作 品種 |