課題名 | 家畜由来有機物を活用した作付体系の策定(110) |
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課題番号 | 1998000132 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・作付体系研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1998 |
摘要 | 家畜糞連用条件での全窒素の蓄積過程と、年3毛作体系での放出窒素の回収について検討した。その結果、土壌中の全窒素の増加は連用開始初年目で最も大きく、その後徐々に増加幅は縮小し、連用5年以降安定した値を示すことが明らかになった。一方、放出される無機態窒素量は、連用に伴いほぼ直線的に増大し、特に576kgN/ha以上の施用量で増加が顕著であった。放出された窒素は、ギニアグラス1番草、同2番草、ダイコンおよびらい麦にほぼ等量で吸収されることから、連用が進んだ段階では夏作物、秋作物および冬作物の配置が不可欠であることが示された。 |
カテゴリ | だいこん ライ麦 |