課題名 | 麦類澱粉の化学構造の変動要因の解明(223) |
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課題番号 | 1998000237 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
生理品質・流通利用研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1998 |
摘要 | 登熟中に短期間の温度ストレスを与えた小麦の澱粉について、化学構造、糊化特性を推定した。供試材料により、高温処理が化学構造に与える影響は異なった。関東107号、K107Wx1、ハルヒカリでは、開花後0日目からの高温処理でアミロペクチン分子は短鎖長のものが多くなったが、Chinese Springでは短鎖に変化はなく、中鎖長のものが多くなった。糊化温度に対する温度処理の影響は材料による差が少なく、いずれの材料でも開花後7日目からの処理は0日目からの処理よりも有意に高い値を示した。材料により、澱粉生合成に関わる酵素の温度感受性が異なると考えられた。 |
カテゴリ | 温度処理 小麦 需要拡大 品種 |