主要国の農業活動による水資源かん養機能の評価とMIの策定(37)

課題名 主要国の農業活動による水資源かん養機能の評価とMIの策定(37)
課題番号 1998001917
研究機関名 農業工学研究所(農工研)
研究分担 資源水工・河海工研水文研水路工研(上席)
研究期間 継H08~H11
年度 1998
摘要 乾燥地域である米国カリフォルニア州とオーストラリアにおける水田稲作地帯などを対象として、雨量、地下水などの水文観測資料および灌漑の影響に関する資料を収集して、農業活動による水資源かん養機能の評価とMI策定のために、かんがい活動の影響、実態を解明する。オーストラリア南部の水田流域では、森林の伐採や灌漑により、灌漑地区の地下水面が経年的に上昇するだけでなく、浅層帯水層の塩分濃度が上昇して、地下水の再利用を困難にしている実態を明らかにした。米国カリフォルニア州では、水資源かん養のため、かんがい水路を用いて地下帯水層へ水を貯留する行為が行われ、表面貯留に比較して損失が6%と少なくなっている。以上の知見を基に機能を評価する要素として、降水量、蒸発散、地下水位などを考えていたが、塩分濃度を新たな評価要素に加え、正の評価(水資源かん養)と負の評価を行う、MIの策定を提案した。
カテゴリ 乾燥 管理技術 水田

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