課題名 | ヤーコン加工品の試作・評価 |
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課題番号 | 1998003022 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発(上席1) |
研究期間 | 単H09~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | 発酵試験ではアルコール度5~6%の低アルコール飲料が作成できたが、青臭味が強く、アルコール飲料としての利用は困難と評価された。しかし、ブドウ6割、ヤーコン4割を原材料として発酵させると味の良いヤーコンワインができ、販売も可能との評価が得られた。パン生地にすり下ろしたヤーコンを加えると、パンの味が向上したとの評価が多く、ほんのりと緑色を帯びるのも好評であった。漬け物は梅酢漬け、粕漬け、みそ漬けとも評価が高かった。ジュース加工が最も有望で、ビタミンCや活性炭等を利用して褐変せず青臭みのないジュースが作成できた。また、等量のヤーコンと温州みかんを原材料に利用すると、酸味が軽減されたマイルドなミカン風味ジュースとなり、非常に好評であった。今後、市場性の調査および製品化の検討が必要である。 |
カテゴリ | 温州みかん 加工 機能性 ぶどう ヤーコン ワイン |