課題名 | 主要稲害虫の要防除水準(110) |
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課題番号 | 1998002454 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用(上席2) |
研究期間 | 単H09~H09 |
年度 | 1998 |
摘要 | イネミズゾウムシなど東北地方の主要稲作害虫ではすでに要防除水準が普及に移されているが、イネの品種など害虫の発生環境が変遷したことと害虫の増殖が誇張されやすい網枠内の放飼試験に基づく被害予測技術が多いことから見直しを試みた。標準的な栽培管理下で主要害虫類の発生量と減収被害を要防除水準にあてはめてみた。イネミズゾウムシは最高密度が0.2頭/株、イネクビホソハムシは散発という9年の発生量では減収を認めず、既往の要防除水準のとおりであった。イネミズゾウムシの無枠放飼を試みたところ、1水準ながら既往の網枠放飼とほぼ同様の被害が発生し、自然条件に近い無枠放飼による被害試験が可能と判断した。直播水稲を対象とする新規課題で無枠放飼による被害解析試験を行う予定である。成果は学会等で公表する予定である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 機械化 栽培技術 雑草 水田 品種 防除 |