課題名 |
農薬が水田の生物相に及ぼす影響解明 |
課題番号 |
1998002457 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
水田利用・水田病虫研
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研究期間 |
新H10~H12 |
年度 |
1998 |
摘要 |
「里山」という言葉に代表されるように、近年、ヒトを取り巻く自然環境の重要性が注目されている。こうした気運の中で水田は稲作としての場所の他に様々な生物を保持する場所としての重要性が評価されるようになった。一方、水田には様々な農薬が投与されているが、水田の生物相、特に害虫以外の生物に農薬がどのような影響を与えているかはほとんど調査されていない。本研究では水田の生物相を害虫、天敵、それ以外の生物の三つに区分けし、農薬がこれら生物相の発生生態にどのような影響を与えているかを調べるとともに水田の持つ自然環境度に対する農薬の影響評価を行う。10年は殺虫剤が、11年は除草剤が、12年は殺菌剤が生物相に及ぼす影響をそれぞれ調べる。これらにより農薬が水田の生物相に及ぼす影響が総合的に評価され、水田の自然環境度をできるだけ保持する農薬の選択が可能になることが期待される。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
管理技術
機械化
雑草
除草剤
水田
農薬
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