課題名 | シロクローバ菌核病抵抗性品種の開発(206) |
---|---|
課題番号 | 1998002557 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
草地地域基盤・飼料作物研病害生態研(上席) |
研究期間 | 継H04~H11 |
年度 | 1998 |
摘要 | 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。8年度までに、麦フスマとバーミキュライトを混合した培地で菌核病菌を培養し、低温・高湿度の人工気象室内で接種する検定法を開発したが、この接種源には、長期保存が困難であること、検定植物の生育に合わせて菌の生育制御が困難であること、菌糸の活性が高く病原力が強すぎること等の問題点があった。そこで、大麦粒を用いて培養した後に乾燥凍結した接種源の有効性を検討した。検定の結果は、圃場での抵抗性及び従来の接種源を用いる方法と同様の傾向を示した。また、菌糸の伸長が比較的遅く、病徴の進展が緩やかで品種間の発病程度の差異を長期間維持することが可能になった。10年度は、選抜後代の抵抗性の検定を継続する。 |
カテゴリ | 育種 大麦 簡易検定法 乾燥 栽培技術 飼料作物 中山間地域 抵抗性 抵抗性品種 肉牛 品種 |