課題名 | 在来高木樹種と競合侵入種の更新条件の解明(202) |
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課題番号 | 1999004877 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境生産技術・更新研種生態研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 小笠原諸島のアカギが侵入した林分において、アカギの繁殖を最も効果的に抑制し原植生を復元する技術確立のため、アカギの生理特性や個体群動態に関わる諸特性の把握を目的とする。アカギと同様に林内で前生稚樹を形成する在来樹種のシマホルトノキを用いて、両樹種の異なる光環境における成長・個葉の光合成能力の違いについて調べた結果、明条件・暗条件ともに個葉の最大光合成能力・葉の展開速度・成長量においてアカギがシマホルトノキを大きく上回った。これらの結果から、アカギは暗条件においても生理的能力の高い葉をもち高い成長ができ、光斑やギャップの形成などによる光条件の向上に対して、有利であると考えられた。 |
カテゴリ | 機械化 繁殖性改善 光条件 |