課題名 | 輸出入国双方の資源利用・環境保全への木材貿易インパクト分析(276) |
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課題番号 | 1999004964 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
林業経営・経済研 |
研究期間 | 継H08~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | チリを事例に木材貿易が輸出国の環境に与えるインパクトについて分析した結果、次の点が明らかになった。(1)1975年以降は製材品と木材パルプ輸出の増大(製材75年229千m3→96年1,807千m3、パルプ(229千トン→1,655千トン)によって、荒廃地での人工造林が進み、荒廃地の環境が改善(土壌浸食防止など)された。(3)しかし、人工造林のための天然林伐採によって生物多様性の減少も一方では引き起こされた。また、輸出向けパルプ工場の環境への悪影響(水質汚染など)も指摘されている。(2)1980年代末から90年代前半に南部の天然林広葉樹を原料にしたチップ輸出が激増したが、それは環境への悪影響(生物多様性への悪影響、動植物の生息地の減少など)ももたらした。 |
カテゴリ | 管理システム 経営管理 もも 輸出 |