樹木ポリフェノール・木炭複合体による内分泌かく乱物質の吸着技術の開発

課題名 樹木ポリフェノール・木炭複合体による内分泌かく乱物質の吸着技術の開発
課題番号 1999004979
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 木材化工・成分研
研究期間 新H11~H13
年度 1999
摘要 樹木に含まれる縮合型タンニン、フラボノイド、リグニン等のポリフェノール成分を木炭に吸着させる技術を開発し、木炭の有する多孔性、吸着機能及びタンニン等の有する重金属吸着能を活かした機能性素材を開発することを目的とする。本課題では、特に現在大豆中の濃度規制が問題になっているカドミウムの吸着を中心に検討する。木炭は炭化温度の異なる条件で炭化したもの及びそれらを賦活処理したものを用いる。タンニンは、スギ、カラマツ、アカシア等の樹皮やカカオ豆外皮から抽出、精製する。リグニンは、爆砕リグニン、リグノスルフォン酸、オルガノソルブリグニンを用いる。また、フラボノイド化合物としてはカラマツ心材の主成分であるタキシフォリンを精製して用いる。以上の試料を効率的に木炭に吸着させる方法を開発するとともに、ポリフェノールを吸着させた木炭によるカドミウム吸着能を評価する。
カテゴリ カカオ豆 機能性 大豆

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