課題名 | キシランの有効利用 |
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課題番号 | 1999004984 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
木材化工・酵素利用研(部長) |
研究期間 | 新H11~H15 |
年度 | 1999 |
摘要 | 平成9年にキシリトールが食品添加物として認可されたことにより、虫歯予防のガムの甘味料として利用されブームになっている。しかし木質バイオマスからエネルギーや食料の確保を目的としたエタノールや微生物菌体蛋白(SCP)などへの変換において、セルロースの構成糖であるグルコースに比較して、キシランの構成糖であるキシロースは資化されることが可能な場合でも発酵効率が低く、これまでその有効利用法は開発されていない。キシランを含有する未利用の木質バイオマス資源から、キシランを効率的に分離し酵素分解によるキシロースの調製法を検討する。キシロースはキシランを利用する上での中間生成物であり、より付加価値の高い製品として微生物の生産する機能性多糖への変換法を開発する。 |
カテゴリ | 機能性 |