北方広葉樹林の攪乱に対する林分構成個体の環境適応能の評価(516)

課題名 北方広葉樹林の攪乱に対する林分構成個体の環境適応能の評価(516)
課題番号 1999005193
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 東北北海道・育林研樹木生理研
研究期間 完H08~H10
年度 1999
摘要 林床のチシマザサは上層林冠に葉のない春と秋に、有利な光条件を利用して光合成生産を営むこと、クマイザサとチシマザサでは、前者は陽性で強光、乾燥に強く、後者は陰性で湿潤な環境と適度な庇陰を必要とすることがわかった。アカイタヤはエゾイタヤの変種と考えられているが、葉の水分特性と光合成特性を調べた結果、前者がしおれやすく、林床の暗い環境により適応した性質をもつことがわかった。以上から、ササの光合成能は林床、裸地とも展開成熟直後の葉が高く、この時期の刈り払いが光合成生産の抑制に有効と考えられる。またアカイタヤのような環境耐性の低い樹種の更新を計る場合、攪乱による急激な環境変動は稚樹を消滅させるおそれがある。
カテゴリ 乾燥 管理技術 光条件

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