課題名 | 混植圃における病原性変異菌の動態と増殖支配要因の解明(77) |
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課題番号 | 1999002901 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・病害研 |
研究期間 | 継H10~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 水稲同質遺伝子系統の利用は、環境保全・低コストおよび低投入のいもち病防除技術として期待されている。同質遺伝子系統を長期間にわたり効果的に活用するためには、病原性変異菌の感染力と増殖力、自然条件下における分布拡大と定着要因ならびにそれに対する抵抗性遺伝子の種類や数、混合比率等の影響を明らかにする必要がある。そこで、異なる薬剤耐性遺伝子を持っておりかつ病原性も異なる2つのいもち病菌を混合培養した場合の菌の特性を調べた。その結果、菌糸融合により遺伝的組み換えを起こし病原性の広い変異菌を出現させることが確認され、その病原性は安定していることおよびその変異菌の感染・増殖力は母菌の中間であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 水稲 抵抗性遺伝子 低コスト 防除 薬剤耐性 良食味 |