課題名 | さとうきび優良品種の生理生態の解折(253) |
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課題番号 | 1999003522 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九州農試) |
研究分担 |
作物開発・きび育種研 |
研究期間 | 継S40~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 奄美大島地域の安定多収性品種を種子島で効率的に育成するため、種子島の赤ホヤ土と黒ボク土、及び徳之島の圃場で71系統を栽培して特性発現の差異を検討した。茎長、茎径、圃場ブリックスは、赤ホヤ圃の方が徳之島圃に近かった。茎長は黒ボク圃で長く、赤ホヤ圃と徳之島圃は同程度、茎径は、赤ホヤ圃と徳之島圃では細かった。圃場ブリックスは黒ボク圃では低く、徳之島圃では高く、赤ホヤ圃はその中間であった。徳之島圃との関係では、茎長では赤ホヤ圃の方が相関が高く、圃場ブリックスは黒ボク圃の方が高かった。初期選抜は、赤ホヤ圃での生育に黒ボク圃でのブリックスを加味して選抜するのが効率的であることを示している。 |
カテゴリ | 加工 さとうきび 需要拡大 多収性 品種 |