根系機能と土壌環境からみた大豆多収要因の解明(155)

課題名 根系機能と土壌環境からみた大豆多収要因の解明(155)
課題番号 1999000152
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 生理品質・豆栽生理研
研究期間 継H09~H12
年度 1999
摘要 石膏は炭カルや消石灰と異なり水溶性が高いため、施用後に徐々に土壌下層に移動し、下層土にカルシウムを供給し、作物の石灰吸収量を高めると考えられる。そこで8年度に石膏を1t/ha施用し、カルシウム吸収量の多い大豆への影響を検討している。石膏施用により大豆子実収量が8年度は20%、9年度は23%増加していたが、収量水準が低かったため、10年度には乾燥牛糞を3t/ha施用して土壌肥沃度を高めた条件で検討した。牛糞施用により子実重は10%増加し、3.7t/haの収量が得られた。石膏施用区のカルシウム吸収量は30%以上増加しており、土壌のカルシウム供給能の増大が増収の原因と考えられた。
カテゴリ 安定栽培技術 乾燥 栽培技術 大豆 土壌環境 品種

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