課題名 | ケイ光法による農産物の鮮度評価・定量分析法の確立 |
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課題番号 | 1999004166 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
分析評価・非破壊研 |
研究期間 | 新H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 紫外線照射により生じた励起状態にある電子エネルギーが基底状態に戻るとき放射されるケイ光を用いるケイ光法は、これまで、温州ミカンの外傷の検出、鶏卵内のカビの検出、およびナッツのアフラトキシンの検出などに応用されており、その利用価値は高い。本研究では、紫外線照射ケイ光法を食品の新たな品質評価法として応用することを目的とする。当面、食品の安全性に関連し、残留農薬等の迅速検出などへの応用を検討する。10年度は測定装置の設計・試作を行った。試料室は丸のままの農産物を測定するため積分球(内径:20cm)とし、光源には波長を段階的に可変できる装置を採用した。分光器にはダイオードアレイ型の装置を考案中である。今後、機器の接続・調整の後、機器の性能試験を行う。 |
カテゴリ | 病害虫 温州みかん 鶏 ナッツ 農薬 評価法 |